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”勉強以外で使える強み+α”
現役学校教育者による

日本の教育、受験と音楽レッスンセミナー


ヴァイオリン指導者のコミュニティ
ViolinLab 主宰

アメリカの高校生が 受験でも音楽をやめない理由

私はアメリカの

オーケストラに所属している

バイオリニストです。

オーケストラ在団20年の傍ら

2006年からは個人レッスンで

スタンフォード大学やイェール大学

シカゴ大学など

名門大学を受験する

小学校高学年〜高校の生徒さんの

バイオリンのレッスン指導をしています。

彼らの多くは

バイオリンでの活動や賞歴で

​大学受験の履歴に華を添えたり

その音楽経験を元に

受験エッセイでアピールすることが目標。

ほとんどの生徒さんが

音楽専攻ではなく

医学、科学、工学科などの受験ですから

学業との両立の大変さは

かなりのもの。

加えて、スポーツ経歴や

ボランティア活動も要求される。

これが、有名大学を受験する

アメリカの高校生たちです。

日本のように

「受験勉強に集中するために

 他のことは一切切り捨てる」

​では、大学は認めてはくれないのです。

​そしてバイオリンをサポートする私は

学業とのバランスを相談しながら

楽曲の選定から進行速度、

どのオーディションやコンクールを

いつ受けるかなど

長期の計画を練る必要があります。

オンラインレッスンの利点

2020年3月

アメリカではコロナによる自宅待機で

学校の授業が全て

オンラインに切り替わりました。

今では、コンクールや

実技レベルテストもオンライン。

私のバイオリンの生徒さんも

個別&グループクラス共に

オンラインレッスンを実施しています。

 

​*

生徒さんのアンケートでは

  • 自宅にいながらレッスンが受けられ

  移動時間がかからないので

  時間が有効に使える(特に受験生)

  • レッスンを録画できるので

  復習に役立つ

  • 添削ビデオが分かりやすい

と、高評価。

そして何と言っても

外出しないので

ウィルスにかかる心配もなく

風邪気味なら

​お家にいながらレッスンできる。

これは、大きな利点ですよね。

これから先、ビデオ録画での

オーディションなどは

増えてくると予測されます。

 

早めに慣れておくのも

手、ではないでしょうか?​​

(年に2回、全米共通の

 『ヴァイオリンレベル認定試験』を

 日本からもビデオ

 受験できるようになりました。

 詳しくはこちらから

 動画でごらんください↓

 

現在では、ドイツ、横浜、九州など

アメリカ以外からも

レッスンを受講いただいております。

音楽を通して学べるスキルは沢山あります。

集中力、自制力、計画力、チームワーク力...

その中でも私は

以下の3つのスキルをあげたいと思います。

 

  1. 発想力ーCreativity

今、世の中は大変不安定で

この先の世界がどのようになって行くのか

予測のつかない日々が続いています。

 

「何が正解か、わからない」時代。

用意された答えはない、と言うこと。

これは、音楽をする上でも全く同じです。

 

私たち音楽家は、日頃から発想力を駆使し

独自の曲想作りや

練習方法を編み出す努力をしています。

 

個人の生きていく力が問われる

これからの時代、

全く新しい事を切り開いていく発想力は

重要になるのではないでしょうか?

 

 2. 柔軟な思考力

  ーCritical Thinking

物事をあらゆる角度から柔軟に考え

協議し、決断する思考力。

人生にも音楽にも

「こうであるべき」はない、と考えます。

 

例えば、先生から言われたことでも

何故なのかを考える。

楽譜に書いてあるボーイングや指遣いに

「どうして?」と疑問を持ち、探求する。

 

先生とディスカッションをする事により

新たな解決策が見つかることも多いのです。


この能力は、アメリカの学校教育では

必須なものとされ

ディスカッションやプレゼンなどは

小学校から授業に組み込まれています。

大学入試の論文

またアメリカMBA取得には

このスキルが必要不可欠だと言われます。

 

3. やり抜く力ーGrit

音楽の習得は、毎日の積み重ねが必要です。

学校生活や、勉強に追われる学生にとっては

投げ出したくなる事もあるでしょう。

日本では、受験を理由に

音楽を辞めてしまう人も多いと聞きます。

 

困難に思えても、途中で投げ出さない力。

壁にぶつかることがあっても

目標を決めたらやり抜く力。

スタンフォードやイェールなどの

名門大学の入学選考で

音楽経歴が有利に働くのは

ここが理由とされています。

最後に

音楽の世界にいれば

必ず、全員が悩み、壁にぶち当たります。

練習しても思うような成果が出ず

諦めたくなることだって

あるかもしれません。

でも私は大人になり

「あの時に音楽を辞めなければ良かった」

と言う人を

本当に何人も見てきました。

 

なかなか前に進めない時

新しい角度からの一言が

モチベーションになることがあります。

楽しくなったり

希望が見えることもあります。

 

私が、そうでした。

あなたが

自分の音楽を好きだ、と言えるように。

アメリカよりオンラインで

サポートいたします。

音楽を通して学ぶ3つのライフスキル

ayako sugaya

About

Ayako Sugaya

アメリカ在住オーケストラ・バイオリニスト。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、ボストン・ニューイングランド音楽院大学に進学。在学中より、ティーチング・アシスタントを務める。

大学3年時に大学&大学院合同ーケストラによる、サイモン・ラトル氏特別演奏会のコンサートマスターに抜擢され、ショスタコービッチ交響曲4番でソロを演奏。その後、常任コンサートマスターを務める。大学院卒業時には優秀演奏賞を受賞した。

この間、タングルウッド音楽祭、ドイツのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ローム音楽財団によるスイス音楽セミナーなどに全奨学金を得て参加、ロサンゼルス交響楽団の講習会では特別賞を受賞。

日米協会コンクールの音楽賞を受けNYのマーキンコンサートホールで受賞リサイタルを行なう。毎日学生音楽コンクール入賞。

 

所属オーケストラ活動とともに、17年間に渡り音楽経歴をフックに使うアメリカ有名大学受験のサポートにも力を入れており

生徒の合格先はスタンフォード大学、ブラウン大学、イェール大学、シカゴ大学、トロント大学など名門校を含む。

また、数々のコンクールの優勝者やPSYO, Santiago Strings, All State Honors, All Southern California Honors, Irvine Honorsなどの首席奏者を輩出、生徒はコロラド州アスペン音楽祭、ミシガン州インターラケン音楽アカデミー、カナダのドメイン・フォルジェ国際音楽アカデミーなどに招待されている。

MTNA California State Competition 本選, Musical Arts of Orange County Competition 審査員。
Junior Chamber Music, Irvine Music Festival Faculty

全米音楽演奏家連盟, 全米弦楽指導者協会 会員。

http://www.pacificsymphony.org/the_performers/meet_the_musicians/musician/ayako-sugaya

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